どうもこんにちは。
昔からなんか「漢」に弱い、マンガおにいさんです。
さて、本日はなんだか心晴れない日でございました。
別に何かあるわけじゃないのに、なんだか調子がよくない日、ありますよね。
・・・
あるよね?
まあ、そんな日もあるであろう令和の世の中でございますが、一般サラリーマンであるおにいさんは仕事もせねばならないわけです。
ちょっとしんどいなーと思いながら仕事をしてもなかなか進まないので、仕事の休憩時間に何度も読み返した大好きなマンガを読んだわけです。
いや、久しぶりに読んだんですがね、なんかえらい今の心境に刺さりまして。
デトックスとはこのことかと。
うん、もやもやも吹っ飛びました。
というわけで、その作品がこちら
俺物語!!
アニメ化、実写化もされた作品なのでご存じかもしれないが!!
見てのとおり!!
漢のマンガである!!!
掲載誌は少女マンガで有名な別冊マーガレットで、
笑いあり、
涙あり、
イノシシありの
れっきとした少女マンガである!!
(なお、イノシシはほとんど出てこない)
第一巻の表紙に描かれた人物は3名だが、お察しのとおり主人公は真ん中の男を煮詰めたような男、剛田猛男(ごうだ たけお)である!!
名前の音まで男らしさ前回である!!
ちなみに国民的ジャイ○ンの本名は剛田武(ごうだ たけし)なので割と近い。
では、その国民的ジャイア○と性格が近いかと言えばそれは違うが、全く違うとも言い切れず、映画版の彼と近いかもしれない。
つまり、かなりの精神的男前だ。
なんなら、僕は猛男みたいな男になりたい。
男が惚れる男である!!
そんな剛田猛男の物語が俺物語!!というマンガだが、物語構成も実に男らしい。
少女マンガといえば、心の駆け引きがある中で付き合うの付き合わないの?みたいなものが一つの醍醐味だが、俺物語!!はそこから違う。
ちょっとネタバレになるが、主人公とヒロインは第1話でいきなり付き合う。
しかも、お互いに告白しあって付き合うと言う正々堂々さ。
まさに漢のマンガである!!
ちなみに僕は第1話で倒れてくる鉄骨のシーンが作中でもトップ3に入る好きなシーンで、猛男の人間性と人外性を表す代表的なシーンだと思う。
少女マンガの話をするのに「鉄骨」という単語を出すことにためらいがないのも俺物語!!のいいところだ。
とはいえ、そこは巨匠 河原和音先生が原作だけあって、めっちゃ普通に少女マンガだし、なんならキュンとする場面は多い。
ただ、他の少女マンガならハートをキュッと優しく握られるくらいのキュンかもしれないが、俺物語!!は心臓をわしづかみにしてくる感じなので「キュン」というより「ギュンッッ!!」という効果音が似合うかもしれない。
俺物語!!との出会いは社会人2年目くらいのブラック企業で働いてた頃。
会社の先輩が2巻まで持ってきてくれたそれを借りて読んだら、1時間後には本屋に買いに行ってた。
あまりにも面白すぎて。
それから10年くらいは経つが、社会人になってから好きになったマンガでいまだに1,2を争うくらいに好きだ。
おすすめの巻は全巻だが、やはり1巻が一番まとまっていて俺物語!!らしさも強いので最初から読むのがおすすめ。
5巻の西城さんのエピソードもとても好きなので、その辺まで読んでもらえるとすごく嬉しい。
剛田猛男の活躍に、読めば心がすっきりデトックスされる。
俺物語!!はスッキリしたい人におすすめのマンガである!!!
デトックスだ!!!