みなさんこんにちは。
バディものに結構弱い、マンガおにいさんです。
相棒とか戦友とかっていう響きがいいですよね・・・。
さてさて、本日のおすすめマンガはこちら。
Helck
アニメ化も決まりまして、これからの展開がとても楽しみなマンガです。
このマンガは、どれだけ絶望的な状況でも希望を手繰るのは大切なんだと思わせる力を持ったマンガです。
闇の中でこそ光は輝くのです。
ではでは、さっそくご紹介いたします。
※ネタバレは可能な限りありません。
Helck 基本情報
作者、巻数などの情報はこちら。
全12巻と長くないので結構さっくり読めます。
タイトル | Helck |
巻数 | コミック:全12巻 新装版:1巻刊行中(2022/4月現在) |
著者 | 七尾ナナキ |
出版社 | 小学館 |
ジャンル | 冒険、ファンタジー |
こんな人におすすめ
- バディものが好きな人
- 諦めないキャラクターが好きな人
- シュール系な会話が好きな人
Helckにキャッチコピーを付けるなら?
さてさて、作品を紹介するにあたって、より分かりやすくするためにキャッチコピーを考えました。
Helckにキャッチコピーを付けるならば、おにいさんはこう付けます。
絶望の中でも希望を手繰るシュールシリアスファンタジー
どれだけ絶望的な状況でも、
目的のために希望を持ち続ける。
されどもすごく重すぎない会話の軽妙さ。
それがHelckなのです。
(キャッチコピーちょっと長いのはおにいさんの力不足ですね・・・。)
あらすじ
公式サイトの紹介はこちら。
勇者が魔界を救う? ヘルクの大冒険活劇!
魔界のとある国。
1人の勇者の手によって、魔王が倒された。
裏サンデー公式サイトより
「もう魔王におびえることはない」と人間達が笑みで溢れかえっていたころ、
魔界では、新魔王の座をかけて熱きバトルが繰り広げられようとしていた!!
そこに現れたのはまさかの…!?
魔王の座をかけたバトルに現れたのはまさかの人間の勇者ヘルク。
それに警戒心を示した魔界の帝国四天王のヴァミリオ。
相容れそうにもない二人がとあるトラブルから、世界の真理を探る冒険をすることになるのです。
そして、その二人の冒険に同行する黄色くて丸い鳥?のピウイとのやりとりもたまりません。
ではでは、続いてHelckの魅力を語ってまいります!
魅力その1 うるさシュールな空気
Helckの、というより作者の七尾ナナキさんの魅力と言えばシュールな空気。
Helckにおいては主人公たちヘルク、ヴァミリオちゃん、ピウイの会話が多くあるのですが、
かなりシュールです。
静かなシュールさというより、うるさいシュールさです。
ヘルクとヴァミリオちゃんの旅のお供であるピウイが最たる例。
ピウイはなぜか常にびっくりマークと協調吹き出しでしゃべります。
ヴァミリオちゃんはツッコミですが、結構天然なところがあるのでツッコミになってないことがあります。
ヘルクはおおらかで天然なので、たまによくわからないことを言います。
天然と天然と天然が会話するので、それはもう収集がつかないことがあります。
だが、それがいい。
それがいいのです。
それが七尾ワールドです。
一回ハマると抜けなくなるのはこのせいですね。
静かなシュールさよりも、うるさいシュールさが七尾ワールドの魅力です。
魅力その2 ヘルクとヴァミリオちゃんのバディ感
ヘルクとヴァミリオちゃんのバディ感もたまりません。
普段ポジティブに見えて、根っこに抱えたものはネガティブなヘルク。
普段ネガティブに見えて、根っこはポジティブなヴァミリオちゃん。
二人のいい点と悪い点がかっちりハマって、最終的にこれ以上ないバディになります。
はじめはヘルクのことを疑い、監視も含めてヘルクと旅を共にするヴァミリオちゃんですが、
ヘルクの優しさ、ポジティブさ、そして責任感を目にして信頼していきます。
そして、物語の終盤ではお互いに信頼しあい、命を預けあう二人の姿を見ることができます。
おにいさんはね、そういうバディ感がたまらなく好きなんだ。
最終回の二人のやり取りはもうボロ泣きしました。
魅力その3 希望の物語
Helckの世界観はかなり重く、物語の中でもヘルクやヴァミリオちゃんは絶望的な状況にたびたび見舞われます。
死なない軍勢と対峙したり、世界そのものが敵になったり、とにかく危機的な状況が多いです。
単行本4巻以降では、絶望的な状況でない場面の方が少ない。
時には心が折れそうになることもありますが、完全に折れることはなく、
絶望の中でも希望を手繰り寄せるべく行動するその姿に、感動せざるを得ません。
とにかくこれは希望の物語なのです。
絶望に反抗するための希望の物語なのです。
読んだことない人はどこまで読んでみる?
まずは4巻まで読んでいただきたいと思います・・・!
12巻中の4巻なのでだいぶ長いとは思いますが、
4巻からヘルクがなぜ魔界に来たのかなど物語の謎が判明してきます。
そこからシリアス度がグッと高くなるので、そこからは最終話までノンストップで読めてしまいます。
3巻くらいまでは世界観の説明とコメディ要素が結構強いです。
Helckを好きになるかはそこで決まりそうな気がしますが、
シリアスなファンタジーになってから物語がグッとしまるので
ぜひぜひ4巻まで読んでいただければと思います!
まとめ
「Helck」は絶望の中でも希望を手繰るシュールシリアスファンタジーです。
シュールな会話、ヘルクとヴァミリオちゃんのバディ感、そして希望の物語。
そんな魅力あふれる作品です。
ぜひぜひ読んでみてくださいね!
それでは今回はこの辺で。
皆様良きマンガライフを!
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