緑色のピウイってかわいい!あれは鳥なの?まとめた情報を知りたい!
こんにちは、マンガおにいさんです。
誰よりも詳しくHelckの考察をしています。
さて、Helckに出てくる緑色のふわふわ。
名前をピウイと言いますが、実は鳥ではありません!
めちゃくちゃかわいいのですが、重大な秘密が隠されています。
そこで、今回はHelckは10回以上読んだおにいさんが、ピウイについてまとめと考察していきます!
なお、途中からネタバレがあるので、それが嫌な方は途中までお読みください。
ピウイの基本情報!
ピウイはヘルクとヴァミリオがゲートで飛ばされた先の島で出会った、緑色の鳥みたいなまん丸な生き物。
鳥みたいな生き物ですが、人の言葉を話すことができ、小さな羽で空を飛ぶことができます。
みんなに鳥と思われていますが、自分では鳥ではないと否定しています。
常に元気よく話し、原作マンガでは吹き出しのほとんどがギザギザしています。
歌が大好きで、旅の最中は良く歌っています。
孤島の魔女様と一緒に暮らしていましたが、魔女様からヘルクとヴァミリオ(アン)の旅へ一緒に行くようにと言われ、こっそりついていきました。
魔女様には頑丈だから雑に扱っていいと言われています。
ちなみに原作登場時に体が細長かったのは、アイテムを整頓してた時に変化の魔法にかかってしまったから。
しばらくして解けたみたいです。
Helckという作品の圧倒的マスコットです。
ピウイとヘルクとアンちゃんとの旅の目的
ヘルクとアンちゃんと旅に出たピウイですが、その旅の目的はなんなのでしょうか。
それは、アンちゃんへの癒しと、ピウイの成長のためにキラキラしたものを集めること。
どちらも魔女様の親心から来たものです。
ピウイについては名付け親になり、言葉を教えるなどほとんど親のようなものでしたから、成長してほしいと思ったのでしょう。
実際、ピウイはヘルクとアンちゃんと旅をすることで様々な経験をして成長します。
時にはピンチに陥ることもありましたが、1年以上の旅で色んなものを見て、色んなキラキラを見て、ピウイは成長していきました。
よくよく見ると、ピウイがいろんなアイテムを手に入れていたりするので、原作を読む時はそこも探してみてくださいね。
さて、魔女様が半ば強引にヘルクたちに連れて行かせたのはなぜなのでしょうか?
それはピウイの正体に理由がありました。
果たして、その正体は?
以後、Helck最終回までのネタバレがあるのでご注意ください。
【ネタバレ】ピウイの正体は世界樹の苔という精霊
ピウイの正体は鳥ではありません。
その正体は世界樹の苔(せかいじゅのこけ)という名の精霊。
混沌を払う力を持っており、この世に存在しない力は動きを鈍らせます。
この混沌を払う精霊としての力は、心の成長次第で強まるのです。
Helck最終決戦では、圧倒的な闇の力である禁呪の対抗策として絶望を振り払う助けとなりました。
心の成長次第では禁呪の対抗策にはならないと言われていましたが、実際は召喚兵の装甲がはがれるなど、めちゃくちゃ対抗策になりました。
ヘルク、アンちゃんとの旅での様々な経験やキラキラがピウイを成長させていたのです。
まさかの正体に驚き、これまでの旅を思い出して、正体を知った時は泣きに泣きました。
実はピウイは煌めくものをノートに取っており、旅での心のキラキラを集めていました。
ヘルクたちとの旅でキラキラがたくさんあったので、ピウイは成長し、禁呪の対抗策になったのです。
それだけ旅がいいものだったということですね。
さて、ピウイが力を発揮したのは最終決戦の禁呪に対してだけではありません。
ヘルクとアンちゃんが旅を始めたときの最初の強敵、闇の戦士アウギス戦でもその力を発揮しています。
どれだけ攻撃を加えても高い再生能力から攻略の糸口が見えないアウギスでしたが、ピウイが唄うことで再生能力がなくなり、アウギスも正気を取り戻しました。
この時ピウイは最終決戦ほど成長していないはずですが、ヘルクが攻撃していたこと、アウギスの精神が強かったこともあり、闇の力は弱まりました。
なお、この時と最終決戦どちらもヘルクが持つ新世界の力に効果があったかは定かではありません。
ただ、アウギス戦ではヘルクの攻撃も止み、最終決戦ではバーサーカー状態のヘルクも大人しくしていたので効果があったと思われます。
禁呪と新世界の力が同じ力とは言われていませんが、近いものはあるのかもしれませんね。
ちなみに、怪しい人物には挨拶をしないため、信用できる人物かどうかヴァミリオの判断材料になっている。
魔女との出会いと名前の由来
魔女様が世界を旅していた時に、とある森の中で出会ったのがピウイ。
「そうか、ここも…」という魔女様のセリフから、出会った場所の近くに世界樹があり、そこからピウイが生まれたのでしょう。
最初は泣くばかりのピウイでしたが、魔女様に拾われ、言葉を教わっていくうちに話せるようになっていきました。
名前の由来はピョエピョエ鳴くキウイみたいだからピウイ。
もともと名前がなかったので、孤島の魔女様が名付けました。
確かによくピョエーと鳴いているので、わかりやすいですね。
こちらはコミックに収録されておらず、マンガワンのちょいたしから読むことができます。
Helckの世界樹とは?
さて、ピウイが世界樹の苔という精霊というのはわかりましたが、そもそもHelck世界の世界樹って何なのでしょうか。
これについては、作中でもおまけなどでも明らかになっていません。
ですので、これから推測していきます。
- 世界の意思とは逆の”世界を維持する力”を持つ
- 聖域のような場所に生える大木が世界樹として目覚める
- 世界樹は複数存在する
- 苔は自由な意思を持った精霊になる(ピウイ、トンガリ)
一般ファンタジーの世界樹とHelck世界の世界樹について
世界樹というと多くのファンタジー作品で出てきますが、多くの場合は世界に一本だけ生えており、聖なる力を持った大木です。
ですので、Helck世界でもそういった大いなる力を持った大木なのでしょう。
さて、作中で世界樹という言葉が出てくるのは二つ。
ヴァミリオちゃんの武器であるコエダリオンと、ピウイです。
ピウイはこの記事でお話した通り世界樹の苔という精霊で、コエダリオンについては世界樹の枝から作った杖(スティック)です。
ピウイは混沌を払う力を持っており、コエダリオンは魔力消費の低下と術の威力増加効果があります。
RPGの武器としてあったら、一線級の性能ですね。
ピウイとコエダリオンからわかることは、世界樹は大きな力を持っているということ。
ここは多くのファンタジー作品と同じようです。
そして、これから話すのが他のファンタジー作品と違うのではないかというところ。
おにいさんは、Helck世界の世界樹は複数あるんじゃないかと思っています
世界樹は複数あり、ある程度育った大木が世界樹になる?
魔女様がピウイと出会った場所での「ああそうか…ここも…」というセリフの続きを考えると「ああそうか…ここも…(世界樹が生まれたのか)」と解釈できます。
ここから、世界の意思に抗う世界の別の仕組み=世界を維持する力があり、それが世界樹として木が生まれるということが考えられます。
ただし、世界樹になるにはかなりの大木である必要があり、戦乱で荒れている場所には生まれず、結果的に世界樹のある場所が聖域のようになるのではないでしょうか。
世界の意思は自然覚醒者にのみ接触する可能性が高く、自然覚醒者はかなりの強さや特殊能力を持っています。
つまり、ある程度強いことが世界の意思に接触される条件と思われます。
これは世界樹にも同じことが言えるのかもしれません。
世界樹もある程度大きく育った大木に宿る意思のようなものと考えられます。
世界の意思の接触者が世界を覆う波だとすれば、世界樹は世界の意思に抗う錨のようなものなのかもしれませんね。
そして、いろんなところに生えた世界樹の苔、そのひと固まりがピウイなのかもしれません。
世界樹が世界の意思に抗うように、ピウイやトンガリが混沌の力を払うのでしょう。
ちなみに種とは違うので、あくまで苔は苔のまま世界樹の礎になるものではないのかなと思います。
ヒントが少ないのでかなり想像ですが、こうだと面白いかなと。
まとめ
ピウイの正体は、世界樹の苔という精霊。
歌が大好きで、混沌を払う力を持つ存在です。
でも、そんなことはどうでもいいかもしれません。
だって、ピウイはピウイだから。
ではでは、皆様よきマンガライフを!