異剣戦記ヴェルンディオってHelckに連なるって宣伝文句にあるけど、一体いつの時代なの?
そう疑問に思う七尾ファン1億人の一人として、いつの時代かを考察しました。
結論としては、Helckの2000年ほど前の物語ではないかというのがおにいさんの考察結果です。
では、なぜそういった結論になったかを進めていきましょう。
なお、Helck最終回までのネタバレ、および異剣戦記ヴェルンディオの最新話までのネタバレを含みますので、ネタバレが嫌な方はぜひブラウザバックを!!!!
2023/8/7に第51話が更新されたので、当記事内の別大陸説を追記しました。
もしかしたらHelckと同時期か数年後の可能性も出てきましたね。
ただ、まだ時代がわからないので結論は変えてません。
考察のためのメタ情報
考察のためのメタ情報はこちらの記事と同じで、作品PR画像などからです。
マンガワンなどの宣伝画像で以下のようなものもありました。
引用:マンガワン
なお、Helckの年表についてはこちらの記事をご参照ください。
Helck(ヘルク)とヴェルンディオのつながり
Helckと異剣戦記ヴェルンディオのつながりを感じる共通点は以下の通りです。
- コハクの存在
- 月が二つ
- 異剣の存在 異剣=魔剣=聖剣と言われている
- モルカナの発言「世界のご意思」
コハクの存在
Helckとヴェルンディオで最もつながりを感じるのはコハクの存在です。
コハクはHelckの作中では出てこなかった帝国四天王のうち、西(白)の四天王と思われる発言や能力をしています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
異剣の存在
異剣戦記ヴェルンディオでは特殊な能力を持った剣を”異剣”と呼んでいます。
コハク曰く、異剣のことを聖剣や魔剣と呼ぶ人もいるということ。
異なる剣と書いて異剣。
中にはこれを聖剣とか魔剣とかって呼ぶ人もいるけどね。
異剣戦記ヴェルンディオ 第1話より引用
Helckでは特殊な能力を持った剣は以下の4つが出てきています。
- 勇者殺し
- アウギスの剣
- ウェポンブレイク(クレスの剣)
- ディフェンダー(ラファエドさんの剣)
特に勇者殺しについて、アズドラは魔剣と話し、アリシアは聖剣といっています。
アリシアについては代々受け継いでいくうちにその由来から聖剣と呼ぶようになった可能性が高いですが、コハクのセリフはこういった事情を踏まえての補足と思われます。
なお、ウェポンブレイクについては剣のことを指しているのかクレスの武技を指しているかわかりませんが、剣の事を指していると仮定しています。
モルカナの発言「世界のご意思」
ムンディマ教の教祖であるモルカナが旅立つとき「世界のご意思」という発言をしています。
Helckでの元凶となった”世界の意思”と非常に似た言葉を発しており、モルカナも底知れないカリスマを持っていることから、まず世界の意思の接触者とみて間違いないでしょう。
月が二つ
Helck、ヴェルンディオともに夜に浮かぶ月が二つです。
おそらくHelckとヴェルンディオの舞台となる星は同じなのでしょう。
公式から”連なる”と発表されていますが、現時点で作中でわかる一番大きな共通点はコハクですね。
Helckの過去編だと思う理由
魔剣「勇者殺し」の存在
過去編だと思う一番の理由が勇者殺しの存在です。
魔剣という呼ばれ方をしていますが、特殊能力持ちの剣ということを考えれば異剣と言っても問題ないでしょう。
ヴェルンディオの物語の中で、この勇者殺しが完成してアズドラが持つことになりそうと思っています。
ただ、異剣って適性ありなしがあるので、そこはちょっと矛盾ではあるんですよね。
まあ、そこは適正全ありのヴェルンディオ力(りょく)が勇者殺しに宿って、みんな使えるとかでいいんじゃないですかね(だいぶ暴論というのは理解してます)。
ということで、Helckの物語の1500年前にアズドラが暴れたので、その前くらいの時期がヴェルンディオの舞台なのではないかと思います。
サフィーアの兄、ラファエドさん説
サフィーアの兄アラティスが過去のラファエドさん説がおにいさんの中であり、やはり過去編なのではないかと思っています。
与太話と言えば与太話なんですが…。
ラファエドさんとアラティスの言っていることが似ているためです。
それがこちら。
まずはラファエドさん。
誰もが笑って暮らせる世を…
この転生の力を使って、築こうとしたのだ…
何度導こうとしても、人間たちは種として成長することはなかった…
絶望したのはその時だった…
これが人間なのだと…
転生を繰り返す中で私はそう思った…
引用:Helck 12巻 105話
次にアラティス。
争いもなく、差別もない、みんなが幸せに暮らせる、そんな国だ。
誰もが羨むような素晴らしい国になってほしいのだよ。
引用:異剣戦記ヴェルンディオ 2巻 第8話
似てますよね。
ついでに顔と髪型も、使ってる剣も割と似てます。
いや、大分暴論だとは思うのですが、そうなんじゃないかなーと。
で、この時にアラティス(ラファエドさん)が世界の意思に触れたんじゃないかなと。
転生何回目かのラファエドさんが、頑張ろうとした最後の時代なのではないかと。
他の可能性① ヘルク最終回数年後
エピローグでのガウリィウルと話してた人が以下のセリフを言っていました。
(帝国を崩すための強者が必要だという話で)
当ては他にある。
行くぞ。
引用:Helck 12巻 エピローグより
ここから考えて、ヴェルンディオの舞台はHelckエピローグ直後という可能性もありそうです。
ファンとして正直に言うと、この可能性が一番うれしいのですが、それは違うのかなと。
というのも、異剣戦争してる人たちがHelck世界の人間たちより弱いと感じているためです。
ヴェルンディオ世界で登場したキャラクターのうち、おそらく現時点で最強なのはヴェルンディオと思われます。
では、そのヴェルンディオが四天王クラスに勝てる姿が想像できるかというとまだできないんですよね。
そこへ行くと、禁呪の闇戦士たちは四天王クラスもいるという話ですから、どう頑張ってもヴェルンディオ一人で帝国軍に勝てるとは思えず、そこまでの脅威ではありません。
そうなると、Helck世界の人間たち>ヴェルンディオ世界となります。
それをガウリィエルたちが当てにはしないでしょうから、これは違うのではないかと考えています。
これからめっちゃ育つのかもしれませんが!
他の可能性② 人間国の城争奪戦の時期
アスタが以下のように言っています。
そういえばずっと昔、人間たちはこの城を奪い合って
何千年と戦争していたってなんかの本で読んだなぁ
引用:Helck 6巻 57話
あ、じゃあこの城争奪戦なのかな?と思いましたが、クレオの住んでいる城とHelck人間国の城では規模が違いすぎるため違うでしょう。
2023/8/12追記
第51話でHelckの大陸とは別ということが明らかになったため、過去の人間国の城争奪戦は確実に否定されました。
他の可能性③ Helckと同時期の別勢力
Helckの帝国は東西南北4エリアに分かれていて、それぞれに敵対勢力がありました。
そのうちHelckで主に描かれた人間国の勢力は東のエリアで、勢力の脅威度は当初E、最終的にはSへと変化しました。
そのほかのエリアでは、脅威ランクSSSと激ヤバな描かれ方をされた北の勢力がありました。
それが今回のヴェルンディオの舞台という声もあるようです。
ただ、異剣戦争が脅威ランクSSSかというと、Sの人間に対して弱いんじゃないかと思うんですよね。
四天王クラス(戦闘レベル70~)の戦闘力を持つ戦士が、ボコボコ出てくる禁呪を使った人間国が脅威Sランクということを考えて、異剣戦争の人たちが禁呪の戦士たちに勝てるとは思えないのですよね。
コハクが西の四天王だとすると、そのまま西の勢力なのでは?と思いますが、西の勢力の脅威ランクはCなので、四天王が出張るほどのものではないはずです。
結果、Helckと同時期の別勢力ではないということに至りました。
他の可能性④ 帝国の大陸と別の大陸(時代は不明)
これが正解でした!(ヴェルンディオ51話より)
ただし、時代はまだ確定していないので過去の可能性もありますし、未来の可能性もあります。
以下、斜線部分はヴェルンディオ51話を読むまでの考察です。
同時期の別大陸という可能性もあるようですが、これはおにいさんは違いそうかな?と思っています。
というのも、世界の意思の目的は新世界誕生で、そのためには大地の毒を防いでいる帝国を落とす必要があるため、専守防衛している方が効率がいいためです。
コハクが四天王という前提ではありますが、それこそ別大陸に遠征には行かないのでは?ということもあり、これは違うかなと思っています。
めちゃくちゃ否定してたのでちょっと恥ずかしいですね(笑)
わざわざ別の大陸まで四天王かもしれないコハクが出張ってますので、これからヤバいやつらが育ってしまうのかもしれませんね。
ヘルクが登場する可能性もある?
コハクが西の四天王であるという前提ではありますが、Helckの帝国とは別大陸ということなのでヘルクが登場する可能性はありそうです。
あるとしたらHelckのシュノーヴァ様的なポジションでヤバい時の助っ人枠かなーと思いますが、クレオ達の酒場に来る姿も見てみたいですね。
ただ、メタ的な視点ですがやはりコハクとクレオの物語ですので、ヘルクはあって助っ人かなと。
ヘルクが本気で参戦したら、ドゴーンで全部倒せちゃいますしね。
ファンとしては!めちゃくちゃヘルク見たいですけどね!
ヴァミリオちゃんは帝国で頑張ってるので、登場はないでしょう。
まとめ
結論として、異剣戦記ヴェルンディオはHelck世界の2000年程前の時代を舞台とした物語だと思われます。
ただちょっと、いろいろ理由付けとしては弱い部分が多いので、もう少し物語が進んだらまた考えたいなぁと思います。
ではでは、皆様良きマンガライフを!
マンガアプリ迷ってたらこちらの記事も読んでみてくださいね。