こんにちは、Helckが大好きで考察やまとめ記事をたくさん書いてるマンガおにいさんです。
今回は賢者ミカロスの情報をまとめ、考察しました!
基本的にネタバレですので、原作最終話まで読んでからこの記事を読むことをお勧めします。
ミカロスって何者?何をしたの?
Helckまだ全巻読んでない!というあなたは以下の記事をどうぞ。読んでくれ!!!めっちゃ面白いぞ!!!!
ミカロス基本情報
勇者クレスと共に魔王を討伐した賢者。
国民や周囲からの信頼も厚い人格者。
以後、ネタバレです。
人間の総勇者化の黒幕でありラスボス
ミカロスは作中の帝国vs人間の戦争を引き起こした黒幕。
覚醒による能力である”不老長寿”を持つ、世界の意思の接触者です。
作中の戦いの中であらゆる策略を練り、ヘルクやヴァミリオ、帝国の民を苦しめ、そのしぶとさでラスボスにさえなりました。
表向きの顔は王国内の重役で国民の信頼も厚い人間でしたが、その裏では帝国滅亡をたくらみ、新世界誕生を掲げていました。
物語終盤では自分の身を滅ぼしてでも世界の意思に従い、禁呪である究極召喚術を発動させ、亜空間ではミカロスを依り代として世界の意思が出現。
正確には世界の意思ではあったものの、何度も死にかけては復活し、ラスボスにまでなりました。
目的である新世界誕生のために手段は選ばず、自身以外の人間をすべて駒や材料としてしか見ていないなど”悪”以外の何物でもありません。
とにかく大体こいつが悪い。作中でヘルクを一番怒らせた人。そして、しぶとすぎる。
覚醒、世界の意思との接触
ミカロスは1500年前、帝国との戦争時にアズドラと最前線で交戦していた兵団の一人で、ただの兵士でした。
覚醒前は特別な能力もなく、一般兵Bという立ち位置。
しかし、アズドラのあまりの強さに恐怖し、死体のように死んだふりをしているうち、大地の毒に順応、覚醒し、”不老長寿”の能力を手に入れます。
そして、ほぼ同時に世界の意思と接触。
覚醒と同時に世界の意思と接触したためか、その後は世界の意思に操られるように暗躍、そして新世界誕生への準備を着々と進め、作中に至ります。
戦闘においては瞬間移動、超再生能力、剣術、新世界の力によるエネルギー弾など、非常にやっかいな敵です。
世界の意思接触者の中で、一番世界の意思に従順。
ミカロスの暗躍
- 1500年前 覚醒・世界の意思に接触
- 1500年の間、死の間際の人間王4人をスカウトし、合体させる
- 1500年の間に選ばれすぎた戦士をスカウト
- 選ばれすぎた戦士たちで人体実験
- クレスの旅に同行、クレスを裏切り、魔王を討伐
- 貴族たちを傀儡にする
- 魔物召喚術・ゲートの確立
- 瀕死のクレスの力を使い、人間の強制覚醒化を実施
- エディル・アリシアの精神を壊す
- 王の術の解呪を可能にし、人間を暴走させる
- 禁呪・究極召喚術を発動
なお、覚醒時の経緯から、アズドラがトラウマ。あと、予想外の事態に弱いのか、割とうろたえます。
名前はミカエルでもミロカロスでもなく”ミカロス”
ミカロスの名前はミカロスです。
黒幕とも言える存在ですが、どうやら名前を”ミカエル”だったり”ミロカロス”だったり間違えられるようです。
ミカエル + イカロスで天使に近づけなかった凡人と覚えておきましょう。
まあ、確かにミカエルに近いですし、”ロ”を足したらミロカロスになりますしね…。
ちょっとだけ不憫。
まとめ
ミカロスは人間総勇者化の黒幕であり、Helckにおけるラスボスです。
表向きは人間国の英雄のような扱いですが、その裏では世界の意思に従う以外の考えはない悪いやつです。
こいつさえいなければ…とも思いますが、世界の意思は不滅ですし、ミカロスがいなくても別の接触者が出てくるのでしょう。
そういう意味ではいい悪役です。
ではでは、皆さん良きマンガライフを!